アジア映画巡礼 @HAPA HAPA vol.4「インド映画と音楽」
アジア映画巡礼 @HAPA HAPA vol.4「インド映画と音楽」
昨年はインド映画の公開が「月一」状態だったので、ファンの皆様には忙しい1年だったことと思います。
講師の松岡環さんも様々な仕事に追われ、それで講座もしばらくお休みしていましたが、2020年も引き続き開催いたします。
今年は「音楽」と「舞踊」を取り上げたく、まずは「音楽」からです。
●開催日時:3月1日(日)14:00~16:00予定
●参 加 費:¥2,000(税込、ドリンク付)
●講 師:松岡 環(アジア映画研究者)
●参加方法:定員20名(予約優先、満員の場合は当日ご入場は出来ません。)
お申し込み、お問い合わせは当店Facebookイベントページ、HAPA HAPA店頭、E-mail(info.hapahapatokyo@fb4.so-net.ne.jp)、お電話(03-5941-5980)にて、お名前・参加人数・ご連絡先をお知らせください。
講師は『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1995)、『きっと、うまくいく』(2009)、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018)などの字幕を担当し、「インド映画完全ガイド」等も出版しているアジア映画研究者・松岡 環さんです。
益々盛り上がるインド映画を更に深く知ることができるインド映画探求の1日。皆様のご参加をお待ちしております!
<講師より>
インド音楽に詳しい方は、インド古典音楽が北インドと南インドでは様々な面で異なっているのをご存じでしょう。北インドはヒンドゥスターニー音楽で、主要演奏楽器はシタールとタブラ。対する南インドはカルナータカ音楽で、主要演奏楽器はヴィーナとムリダンガム。そのほか、いろんな面で違いがあります。
では、映画音楽は? そもそも映画音楽は、古典音楽と関係があるのか? 今回はそのあたりのお話から始めて、現在、特にボリウッド映画ではソング&ダンスシーンが急激に減ってきているお話などもまじえながら、インド映画における音楽の歴史と役割についてお話ししてみたいと思います。ちょうど2月21日(金)から公開の『プレーム兄貴、王になる』(2015)は、2010年以降の作品には珍しく、ソング&ダンスシーンが満載ですのでこれも素材にしながら、インド映画と音楽の関係を考えてみたいと思います。
◆講師:松岡 環さん プロフィール
1949年生まれ。大学でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。様々なインド映画の上映に協力している。著書に「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。
※画像は映画『世界はリズムで満ちている』、『プレーム兄貴、王になる』より